かごやカートが購入金額に与える影響を解説しましたが、それ以外にも買い物中に意識することで無駄な買い物を防げる方法があります。今回は買い物のコツを2つ紹介します。
 

買い物リストを事前に作っておく

まずは、買いたいものをリストアップしてから買い物に向かうことが大切です。無計画に買い物に行ってしまうと売り場全体を回ることになり、無駄な出費につながります。特売品や値引き品などの衝動買いも増えるかもしれません。必要最低限の買い物で済ませるためにも、あらかじめ購入するものをメモしておき、無駄な買い物を減らすよう意識しましょう。
 

「逆回り」で余計なものを買わない

ほとんどのスーパーは青果コーナーから始まり、魚や肉などの生鮮食品、お惣菜の順に並んでいる傾向にあります。このルートは、消費者の心理を研究した購買意欲を高める仕組みになっているようです。
 
また、右利きの人が多い想定で商品を右手で取りやすいように、お客さんが半時計回りに回れるよう売り場が設計されていることも多いでしょう。普通のルートで買い物をすると無駄な買い物につながる可能性があるので、スーパーではあえて逆回りで買い物する方法もおすすめです。
 

「カート」「かごあり」「かごなし」の順で購入金額が高くなる可能性がある

買い物の際、買い物かごを持った場合は、持たない場合に比べて約2倍の購買効果あるといわれています。買い物時のかごの有無によって購入金額に差が生まれる可能性があることが分かりました。
 
かごを持ったりカートを利用したりすることで手の自由度が高くなり、目についたものを手に取りやすくなることがその理由の1つでしょう。無駄な買い物を防ぐためにも、あらかじめ買い物リストを作り、必要以上にものを買わないなどの工夫が必要です。今回紹介した知識を参考に節約を意識して買い物してみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー