500円玉硬貨は、過去に何枚も偽造硬貨が見つかっています。その特徴として次のものがあります。
 

・文字および模様に一部欠けがある
・線や文字が不鮮明である
・色が異なっていたり、光沢がない
・ギザに乱れがある
・自動販売機では使用できないことが多い

 
最新技術の採用によって、硬貨は精密になって偽造が難しくなっているとは言え、残念なことに偽造の技術も上がっているようです。いずれにせよ、所持している硬貨に違和感を覚えたら一度細部まで見て確認するようにしましょう。
 

偽造硬貨を見つけたら、使用はせず通報を

日本の硬貨や紙幣には偽造防止の最新技術が多く採用されており、偽造が難しくなっていますが、偽造硬貨や偽造紙幣がなくなっているわけではありません。自販機に通らないお金や、違和感を覚えたお金はよく確認し、もし「偽物かも」と思ったら、すぐに警察に相談するようにしましょう。
 

出典

財務省 偽物のお金(偽札・偽貨)を作ったり、偽物のお金やコピーしたお金を使用したりするとどうなりますか
独立行政法人造幣局 貨幣の偽造防止技術
財務省 新500円貨のこれまでの偽造について
 
執筆者:渡辺あい
ファイナンシャルプランナー2級

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