野菜が高くて買い控えが続出! みんなが買わなくなった野菜「第1位」は? 食費を削るためのコツも解説
野菜の価格が高騰しており、消費者の多くが「少しキツイ」と感じています。予算を守るために、買うのをやめた野菜がある人も多いでしょう。   本記事では、野菜高騰の原因や価格高騰した野菜などを紹介します。食費を削るためのコツも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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野菜高騰の原因とは

食生活の彩りを豊かにし、栄養バランスを整えるためにも野菜は欠かせません。しかし、野菜の価格が高騰しており、購入を控えている人や特定の野菜を購入しなくなった人も多いのではないでしょうか。
 
野菜高騰の主な原因は「天候」と「輸送費」の2点が挙げられます。連続的な雨や台風、日射量不足など、野菜が育つのに不適切な環境が続いたことで、出荷可能な野菜が育たなくなりました。天候は自然現象のため、私たちではどうすることもできません。
 
また、トラックや船などの輸送費は野菜の価格に直接影響を与えます。国外からの輸入野菜はもちろん、国内生産の野菜の価格にも跳ね返ってくるため、今後も野菜価格に影響を与える可能性は高いと言えるでしょう。

 

消費者が購入を控えている野菜第1位は?

野菜の価格高騰により、食費が大幅に上がってしまった家庭も多いでしょう。農林水産省「食品価格動向調査(野菜)」令和7年3月3日の週の調査結果によると、平年よりも価格高騰している主な野菜は図表1のとおりです。
 
【図表1】

品目 価格/kg 平年比
キャベツ 428円 274%
ねぎ 1045円 167%
レタス 712円 160%
たまねぎ 373円 119%
トマト 831円 122%
にんじん 540円 140%
はくさい 432円 227%
だいこん 270円 167%