「軽自動車」か「普通車」にするか迷っています。毎月のガソリン代・自動車税・車検費用の差はどれくらいでしょうか?
車を購入する際、「軽自動車」と「普通車」のどちらを選ぶか迷う人は多いでしょう。   価格やデザイン、走行性能も重要ですが、維持費の違いも大きなポイントです。特に、毎月かかるガソリン代や税金、数年ごとに必要な車検費用など、トータルコストを考えると選び方が変わるかもしれません。   そこで本記事では、軽自動車と普通車の維持費を比較し、どちらが自分にとって適しているのかを解説します。

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ガソリン代の違い ~軽自動車は燃費がよく、毎月の負担が少ない

ガソリン代は、車の燃費や走行距離、ガソリン価格によって変わります。一般的に、軽自動車は普通車よりもエンジンが小さく燃費がよいため、燃料費を抑えられます。
 
軽自動車の燃費性能は向上しており、最新のカタログ燃費ではWLTCモードで25km/L以上の車種も多く見られます。一方、普通車の燃費は、車種や排気量によって異なります。コンパクトカーなら20km/L前後で走れるものもありますが、大型SUVなどでは10km/Lを切るものもあります。
 
年間1万km走ると仮定し、ガソリン価格を2025年2月10日時点の全国平均ガソリン価格の185円/Lとすると、年間のガソリン代は以下のようになります。


軽自動車(25km/L):約7万4000円(1万km ÷ 25km/L × 185円)
普通車(20km/L):約9万2500円(1万km ÷ 20km/L × 185円)

軽自動車は普通車と比較すると、ガソリン代は、年間で約1万8500円、月に換算すると約1540円安くなります。走行距離が多い人ほど、この差はさらに広がります。
 
また、ハイブリッド車や電気自動車(EV)と比較すると、軽自動車の燃費はそこまでよいわけではありませんが、ガソリン車としては十分に経済的で初期費用も比較的低いため、総合的なコストパフォーマンスは高いといえるでしょう。
 

自動車税の違い ~軽自動車のほうが圧倒的に安い