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貯める&備える
2025/04/24
死後に家族が困らないために……。「書いておくだけで助かる」エンディングノートの中身とは?
1年に一度送られてくるものについては、毎年新しいものと差し替えておくとよいでしょう。
3. デジタルデータのIDとパスワードなど
こちらは、最近問題になりつつあるデジタル遺産についてです。IDとパスワードが分からければ、死後の手続きができないと問題になっています。
そのため、SNS関連やサブスクリプションの契約、インターネットバンクやインターネット証券に関するものなど、家族が困らないように書き残しておきましょう。
4. 介護や延命治療、葬式や墓のことなど
介護状態になったときや延命治療を望むか望まないかという自分自身の命に関することは、家族に口頭でも伝えられます。しかしいざとなると、家族も「そう言っていたはずだけど……」と不安になります。本人の自筆で書き残してあれば、家族は家族自身が決めたのではなく本人が望んでいたのだ、と決定しやすくなります。
葬式や墓のことについても、同様のことがいえるので、家族に苦しい選択をさせないように書き残しておきましょう。
エンディングノートは自分自身が家族に伝えたいことを書けばOK
エンディングノートを買っても、家の本棚に置きっぱなしになっている人は多くいます。テレビの報道などを見聞きして、エンディングノートを書こうとしても、挫折してしまう人も多いです。
しかし、挫折してもかまいません。一気に全ページを書く必要もありません。
自分と向き合える時間があるときに、少しずつ書き進めていきましょう。全てを書かなければいけないと思うのではなく、家族が困らないようにここは書こう、という判断で書き進めてみてはいかがでしょうか。
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