
▼亡くなった母が私名義で「500万円」を遺してくれていた! 名義は自分でも「相続税」はかかる?
延滞税とは、どのような場合に課せられるの?
延滞税とは、税金を法定納付期限までに税金を納付していない場合に課税され、原則法定納期限の翌日から納付日までの日数に応じて利息に相当するものです。具体例として、以下が挙げられます。
1.申告などで確定した税額を法定納期限までに完納しないとき
2.期限後申告書または修正申告書を提出した場合で、納付しなければならない税額があるとき
3.更正または決定の処分を受けた場合で、納付しなければならない税額があるとき
いずれのケースでも、法定納期限の翌日から納付日までの日数に応ずるかたちで、延滞税を納める必要があります。延滞税は本税のみを対象に課されるもので、加算税などは課税されません。また、本税が1万円に満たない場合、延滞税は発生しません。
もし課せられたらどれくらい支払うの?
延滞税の割合(利率)ですが、法定納期限の翌日から納付する日までの日数に応じて割合が異なります。
納期限とは、
■期限内に申告された場合=法定納期限
■期限後申告または修正申告の場合=申告書を提出した日
■更正・決定の場合=更正決定等通知書を発した日から1ヶ月後の日
と場合によって異なります。
また、この計算には特例があり、偽りやその他の不正行為によって国税を免れているケースなどを除いて、一定の期間を延滞税の計算期間に含めないというものがあります。その特例の対象としては、以下の3つがあります。