ランドクルーザーを始めとする車を購入する際、一括で支払えないときはローンを組むことが一般的です。しかし、収入によってはローンが家計を圧迫する可能性があります。
車の購入を決める前に、返済できるかをよく確認しましょう。自動車メーカーによっては、ホームページ上で毎月の返済額シミュレーションができるところもあります。
例えば、520万円のランドクルーザーを購入するときに頭金50万円、60回払い、利率5.9%でローンを組むと、毎月の返済額は9万640円です。仮に年収450万円で賞与を考慮しないと月収は37万5000円なので、ローンで月収の4分の1程度を支払うことになります。
ローンの支払いが収入を圧迫している場合の対処法
車や家のローンの支払いで家計が圧迫されているときは、まず無駄な支出がないかをチェックしましょう。もう利用していないサブスクリプションサービスの解約や、携帯の契約プランの見直しなどもおすすめです。
例えば、毎月1000円のサブスクリプションサービスを利用しないまま3年経過すると、3万6000円を無駄にしていることになります。手続きは簡単なところも多いので、利用しなくなった時点で解約しましょう。
また、外食の頻度が多い方は、その回数を減らすと食費を節約できる可能性があります。スーパーで安い惣菜を購入したり自分で作り置きを用意したりすると、料理を毎日しなくてもよくなるでしょう。
会社で副業が認められている場合は、隙間時間を活用して副業をすることも方法の一つです。ただし、副業により本業に影響が出るような働き方は避けましょう。
同年代の全体平均と比較すると低いといえる
30代で年収450万円だと平均よりは低いといえるでしょう。ただし、年収は業種によって大きく異なります。最も高い業種は平均年収775万円ですが、最も低い業種は264万円です。
そのため、年収を比較したいときは、年代の平均年収だけでなく業種別の平均年収も確認したほうがいいでしょう。
ローンの支払いで生活が厳しいときは、まず出費を見直すことが大切です。もう利用しないサービス費や外食費など、節約できるところを検討しましょう。可能であれば副業をすると、収入源も増やせます。