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クレジットカード新規発行時に年会費はどう考える?
クレジットカードの年会費をポイント還元率に絞って比較すると、年間利用額ごとの年会費無料と有料のカードの還元額は、表1の通りです。
※筆者作成
表1より、年間利用額が100万円未満の場合は、ポイント還元額では年会費の元を取れず、無料のカードの方がお得に利用できることが分かります。
また、年間利用額が300万円以上の場合は、年会費が無料のカードよりも有料の方が多くの還元を受けられるようです。クレジットカード選びでは、年間利用額を1つの基準として判断するとよいでしょう。
年会費が無料のクレジットカードの特徴と向いているケース
年会費無料のクレジットカードは、おもに一般カードと呼ばれます。学生や専業主婦でも審査に通りやすく、コストをかけずに作成できることが特徴です。また、利用限度額が低く設定される傾向にあります。
年会費無料のクレジットカードが向いているケースは「カードの利用頻度が少ない場合」や「優待や付帯サービスが不要の場合」です。最近では、年会費無料でもポイント還元率が有料カードと同等の場合があり、気軽にポイントをためられるでしょう。
年会費無料のクレジットカードの注意点としては、永年無料でない限り、利用額や年齢などの条件によって途中から年会費が有料になる可能性があります。また、ETCカードや家族カードなどの追加カードの発行に費用がかかる場合もあるので、利用規約を事前に確認してください。