
▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい?
まずは、金への投資について考えてみよう
投資先の対象としては、株式、債券、リート、などがあると思われます。そして、金も投資の対象にしている方もいるでしょう。
金が他の商品と違っている点は、現物で持っていることができること、そして利息が付かないことです。債券、株式、銀行預金は投資している間、配当金、利息を受け取ることができます。しかし、金は保有している間、配当を受け取れません。金の価格は毎日変動しますので、購入時と売却時の差額が利益になります。
(売却価格 - 購入価格 → 利益)
つまり、キャピタルゲインのみでインカムゲインがありません。
また、金はインフレに強い資産です、物の価格が上がるときは金の価格も上がる傾向にあります。株式、債券とは異なる値動きをするといわれていますので、分散投資として金を保有するメリットもあります。
そして金には、「有事の金」という言葉があります。
歴史のなかでは、戦争が起き通貨の価値が下がったり、紙幣が紙切れになったりすることもありましたが、金はその価値を失わなかったことがあります。金は、古代から輝きを失わないまま保存されています。また金は限られた資産であるため、貴重なものです。どのようなときでも金そのものとして、保有していることができます。
次に、金への投資を行う方法を考えてみよう
金は、現物を購入する、純金積立、ETF・投資信託へ投資を行うという方法があります。それぞれの方法にはメリット、デメリットがあります。以下で、詳しく確認しましょう。