年末年始に30代の娘が帰省しますが「滞在費を払うから家事を全てやって」と言われています。どれくらいお金をもらえばいいのでしょうか?
年末年始やお盆など、長期休暇にあたるタイミングになると、離れて暮らす家族が帰省することも少なくないでしょう。にぎやかな時間を過ごせますが、家事などの負担が増大するのが懸念点です。滞在人数が増えれば、それだけ家事も増えるでしょう。   家事への対価も含めて滞在費を渡すケースもありますが、もらう側としてはどの程度の金額が妥当なのか迷うところです。   そこで、本記事では家族の帰省に際し、家事の代わりに滞在費をもらう場合の金額設定について解説します。

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滞在費はもらうべき?

株式会社小学館が運営する「kufura」では20代~50代の既婚男女242人に対し、実家や義実家へ帰省する際に滞在費などを渡すかどうかについて、アンケート調査を行っています。
 
アンケート結果によれば、12.4%にあたる30人が、家族で実家ないし義実家に宿泊を伴う滞在をする際、滞在費を渡したことがあると回答しました。少数派ではありますが、家族間で滞在費を渡すケースもあることが分かります。
 
滞在費を渡す主な理由として挙げられているのは、以下の通りです。

●実家や義実家の経済的負担を減らすため
●気兼ねなく滞在するため
●実家や義実家への金銭的援助も兼ねて

なお、同アンケートで「滞在費を渡す」と回答した30人のうち、27人は金額を明記しています。平均額は1回の滞在につき2万4556円となっており、2万5000円前後が滞在費の相場のひとつといえるでしょう。
 
ただし、滞在費をそもそも渡すべきかどうかも含めて、滞在費の金額は、それぞれの家庭次第です。滞在期間や人数、実家との関係性などはそれぞれで異なるものであり、滞在費における明確な決まりや相場は存在しないといえます。
 

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