
▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
平均年収
厚生労働省の「令和5年 賃金構造基本統計調査」を参考に、医師や歯科医師、獣医師の給与やボーナスの平均額を図表1にまとめました。
図表1
医師 | 歯科医師 | 獣医師 | |
---|---|---|---|
平均給与 (年間額 ※平均給与×12ヶ月) |
109万700円 (1308万8400円) |
69万5800円 (834万9600円) |
49万1800円 (590万1600円) |
平均ボーナス | 127万6300円 | 89万3400円 | 95万5500円 |
平均年収(合計) | 1436万4700円 | 924万3000円 | 685万7100円 |
出典:厚生労働省「令和5年 賃金構造基本統計調査」を基に筆者作成
上記の結果を基に歯科医師や獣医師の平均年収と比較すると、医師の平均年収はかなり高いことが分かるでしょう。獣医師の平均年収を基準にすると、医師とは2倍以上の差があります。
民間の事業所勤めの平均年収と医師の平均年収の差
国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、民間の事業所に勤める給与所得者の平均年収は459万5000円とされています。医師の平均年収は1436万4700円であるため、その差は約977万円です。
同調査では、正社員のみの平均年収も調査されています。正社員のみの平均年収は530万3000円であるため、医師の平均年収との差は約906万円です。このように、民間の事業所に勤める人の平均年収と医師の平均年収には、900万円以上という大きな差があります。