
▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
現代ではどのような退職理由が多い?
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社が実施した調査では、おもな退職理由のランキングとして、以下の結果が掲載されていました。
●1位:新たなチャレンジを求めて
●2位:給与待遇の悪さ
●3位:キャリアアップの機会の不足
上記は2024年に実施した調査の結果となっており、給与面が1番の理由ではないようです。自身のスキルを活かしたい、新たな環境にチャレンジしたいといった考えから、1位の理由があげられていると考えられるでしょう。
ただし、2023年の結果を見てみると「給与待遇の悪さ」が1位の理由となっています。このことから、現代でも給与面を重視している人の割合が少ないわけではなく、退職を検討するにあたって重要なポイントの1つになっているとも想定できるでしょう。
現職に留まる理由として多くあげられているもの
同調査によると、現職に留まる理由についても掲載されています。仕事や企業にコミットしているか否かで調査結果は若干異なり、それぞれの理由と割合は表1の通りです。
表1
コミットしている人の回答 | コミットしていない人の回答 | |
---|---|---|
1位 | 働く場所/柔軟な働き(41.9%) | 働く場所/柔軟な働き(42.4%) |
2位 | 給与待遇(38%) | ワークライフバランス(38.1%) |
3位 | ワークライフバランス(36.8%) | 給与待遇(34.5%) |
4位 | 上司や同僚との関係がよい(33.4%) | 雇用の安定性(28.8%) |
5位 | 会社の価値観や文化(22.1%) | 会社の価値観や文化(15.1%) |