大学進学率や上京率は都道府県ごとに大きく異なり、都市部では地元進学が多い一方、地方では上京するケースが増えています。上京には授業料に加え、家賃や生活費などの負担がかかり、都市部の学生と地方出身学生の間で経済的格差が生じる可能性があります。仕送り額の増加や奨学金の活用が一般的ですが、卒業後の返済負担も課題です。
この格差を是正するためには、自治体や大学が住宅補助や奨学金を拡充し、地方学生の負担を軽減する施策が求められるでしょう。
出典
文部科学省 大学等進学者数に関するデータ 関係
文部科学省 大学進学時の都道府県別流入・流出者数
文部科学省 2021年度学生納付金調査結果
文部科学省 私立大学等の令和3年度入学者に係る学生納付金等調査結果について
独立行政法人日本学生支援機構 令和4年度 学生生活調査結果
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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