筆者の子どもが通う予定の幼稚園は、通常は14時までです。そのため、仕事や用事で14時以降に子どもを預ける場合は1回750円の預かり保育を利用します。保育の必要性の認定を受けると幼稚園の預かり保育は無償化の対象となりますが、無償の範囲は全額ではなく1日450円まで(月額上限は1万1300円)と決められており、実質1回300円です。
また、年長になってくるとお泊り保育など課外活動があります。筆者の子どもが通う幼稚園では、日々の遠足や課外活動は事前に徴収される保育用品代から賄われるのですが、お泊り保育は別途費用が発生するとのことでした。
まとめ
今回は筆者の子どもが入園する予定の幼稚園を例に、実際かかったお金とこれからかかるお金を紹介しました。幼稚園でかかるこれらの費用は園によって異なります。
給食費やバス利用料、保育用品代など自分の子どもが園生活を送るための費用ですので、保護者が負担して当然だと考えています。
しかし、幼稚園の入園準備に約20万円、入園後も年間約20万円の費用がかかることを踏まえると3年間で最低でも約80万円は用意しなければならないため、「えっ? こんなにかかるの!?」と驚きました。保育料だけでも無償化されることは本当にありがたいです。
息子にとって幼稚園は、集団生活を学んだりお友だちと遊んだりできる大切な場所となるはず。楽しく通える日を待ち遠しく感じています。
出典
こども家庭庁 幼児教育・保育の無償化
こども家庭庁 幼稚園の預かり保育
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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