「夫婦2人暮らし」の「平均支出」は? 「生活費」をおさえるための方法も解説
「家計の支出が増えてきている。」「生活費を見直したいけれど、どこから始めればよいのか分からない。」など、家計管理に悩んでいませんか。生活費をおさえるには、収入と支出のバランスを把握し、適切な家計管理を行うことが重要です。   今回は、夫婦2人暮らしの平均的な支出や収入、生活費をおさえるためのポイントについて解説します。現在の家計を見直したい方は、ぜひ参考にしてください。

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夫婦2人暮らしの平均支出

総務省統計局の「家計調査家計収支編」によると、夫婦共働き世帯(うち世帯主が60歳未満)の平均支出は月35万231円です。おもな項目の内訳は表1の通りです。
 
表1

項目 金額
食費 9万2478円
住居 1万8205円
光熱・水道 2万2259円
家具・家事用品 1万3400円

※e-Stat 政府統計の総合窓口「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表」を基に筆者作成
 
住居費に記載されている1万8205円という金額には、持ち家世帯も含まれています。そのため、賃貸住宅に住む場合は、この金額よりも高くなる可能性があります。
 

平均収入と支出のバランスは?

同調査によると、夫婦共働き世帯(うち世帯主が60歳未満)の平均実収入は74万7053円です。
 
このうち可処分所得は、61万627円となります。共働き世帯の平均的な可処分所得のうち、約57.4%が消費支出となっています。
 

生活費をおさえるためのポイント

ここからは、生活費をおさえるためのポイントについて解説します。

・固定費を見直す
 
・家計簿をつける
 
・自炊をする

それぞれの内容を確認し、ぜひ自分に合った方法を試してみてください。
 

固定費を見直す