
▼夫婦2人の老後、「生活費」はいくら必要? 年金額の平均をもとに必要な貯蓄額も解説
夫婦2人暮らしの平均支出
総務省統計局の「家計調査家計収支編」によると、夫婦共働き世帯(うち世帯主が60歳未満)の平均支出は月35万231円です。おもな項目の内訳は表1の通りです。
表1
項目 | 金額 |
---|---|
食費 | 9万2478円 |
住居 | 1万8205円 |
光熱・水道 | 2万2259円 |
家具・家事用品 | 1万3400円 |
※e-Stat 政府統計の総合窓口「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表」を基に筆者作成
住居費に記載されている1万8205円という金額には、持ち家世帯も含まれています。そのため、賃貸住宅に住む場合は、この金額よりも高くなる可能性があります。
平均収入と支出のバランスは?
同調査によると、夫婦共働き世帯(うち世帯主が60歳未満)の平均実収入は74万7053円です。
このうち可処分所得は、61万627円となります。共働き世帯の平均的な可処分所得のうち、約57.4%が消費支出となっています。
生活費をおさえるためのポイント
ここからは、生活費をおさえるためのポイントについて解説します。
・固定費を見直す
・家計簿をつける
・自炊をする
それぞれの内容を確認し、ぜひ自分に合った方法を試してみてください。