「スーパー」では「野菜の値上がり」が止まらない…「道の駅」ではどうなの?
みなさんの中には、スーパーと道の駅でどれくらい野菜の価格が変わるのか気になる方もいるかもしれません。近年、野菜の価格が高騰しているため、安く購入できれば、家計への負担を軽減できる可能性があります。   そこで本記事では、スーパーと道の駅での野菜の価格を比較します。道の駅で野菜を購入するメリットについても記載していますので、野菜を購入する際の参考にしてください。

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スーパーと道の駅の野菜価格を比較

農林水産省の食品価格動向調査によると、令和7年2月17日の週(2月17日~2月19日)の野菜の価格は表1の通りです。
 
表1

野菜名 価格/キログラム
はくさい 388円
にんじん 509円
トマト 849円

※農林水産省「食品価格動向調査(野菜)」を基に筆者作成
 
なお、とある道の駅のにんじんの価格は、1キログラム当たり270円です。これは、農林水産省が発表しているにんじんの価格509円にくらべて、239円安い価格です。
 
また、道の駅では、白菜1玉約2キログラムが378円で販売されるケースもあるようです。1キログラム当たりの価格を計算すると約189円です。これは、農林水産省の食品価格動向調査の価格と比較すると、199円ほど道の駅の方が安く購入できることになります。
 
しかし、道の駅では、トマトが1キログラム当たり1296~2700円で販売されているケースも見られました。
 
そのため、道の駅ではスーパーよりも安く販売している野菜もありますが、種類によっては、高く販売しているものもあることが分かります。また、道の駅によって価格は変動する可能性があることを考慮する必要があります。
 

道の駅は野菜の高騰の影響をうける?