※筆者作成
家族で3畳タイプを高温で1日12時間使用した場合、1ヶ月(30日間)使い続けると、それだけで5148円~1万152円かかってしまいます。
ただし、ホットカーペットは、商品によっては一部分だけ暖めることも可能なようです。人のいる一部分だけ暖めれば、節電にもつながる可能性があるでしょう。
また、ホットカーペットの下に断熱シートを敷くことで、熱が逃げにくくなるとされています。併せてひざ掛けを使うことで、こたつのように熱を閉じ込められるため、弱い温度でも温かく感じられる可能性もあります。
ただし、長時間同じ姿勢で足を温め続けると、低温火傷になるおそれがあるため、使用時間や温度には注意が必要です。
こたつの電気代
こたつの電気代も確認してみましょう。表2は、とあるメーカーのホームページに掲載されているサイズ別のこたつを2台分、表にしたものです。なお、こちらの電力料金目安単価は1キロワットアワー=27円(税込み)で計算されています。
表2
テーブルのサイズ 40cm×80cm |
テーブルのサイズ 105cm×60cm |
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1時間の電気代(弱) | 約2.2円 | 約2.2円 |
12時間の電気代(弱) | 約26.4円 | 約26.4円 |
1時間の電気代(強) | 約4.3円 | 約4.6円 |
12時間の電気代(強) | 約51.6円 | 約55.2円 |
※筆者作成
大きいサイズのこたつで12時間使用した場合、設定温度を強にして使うと約55.2円となり、1ヶ月に換算すると1656円となります。ホットカーペットとこたつでそれぞれ電力料金目安単価が異なるものの、こたつの方が電気代は安く済む可能性があることが分かります。
また、設定温度を強ではなく弱に設定するだけで、電気代をおさえられると考えられます。こたつの内部が温まったら、強から弱に変えたり、厚手のこたつ布団を使って保温効果を高めたりするなど工夫して使ってもよいでしょう。
ただし、一度こたつに入るとなかなか出られず、そのまま寝てしまうと体調を崩すおそれもあるため注意が必要です。