大学生の息子が「変に安いけど住んでみたい」という物件を見たら“訳アリ物件”でした…。安さ重視なら住むのもありでしょうか?
部屋探しをする際に、「できるだけ家賃の安いところを選びたい」と考える人もいるでしょう。しかし、家賃の安さだけで物件選びをしてしまうと後悔することになる可能性もあるので注意が必要です。   相場より家賃が安い物件は、いわゆる「訳アリ物件」かもしれません。   本記事では、賃貸物件の家賃が安い場合に考えられる理由について、訳アリ物件に興味がある人の割合や、部屋探しで家賃以外に重視すべきポイントなどもあわせてご紹介します。

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「訳アリ物件に住んでみてもよい」と思う人の割合は?

訳アリ物件は家賃が相場より安く設定されている傾向にあるため、安さだけを重視して物件選びをしたい人にとってはそれほど悪い条件ではない可能性もあるでしょう。
 
株式会社AZWAYが2023年に実施した訳アリ物件についてのアンケート調査によると、「訳アリ物件に興味がある」と答えた人の割合は33.8%となっており、一定数はいることが分かっています。
 
一方で「訳アリ物件に抵抗がある」と答えた人は全体の7割以上を占めており、「抵抗がない」と答えた人は14.1%でした。興味はあるが実際に住むことは難しいと感じている人が多いようです。
 
また、「訳アリ物件に住んでもよい」と感じるかどうかは、「訳アリ」の種類や家賃の値引き額にもよります。例えば「自然死であれば受け入れられる」という人もいれば、「自殺や殺人であれば家賃がどれだけ安くても住むのは難しい」という人もいるようです。
 
家賃の値引き額については「どんなに割引があっても住みたくない」が20.4%と最も多く、次いで「相場より30~40%ほど安くなるなら住んでもよい」が18.1%となっています。
 

賃貸物件の家賃が安い場合に考えられる理由