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コタツのランニングコストは? 床暖房と比較
それではまず、コタツを1日8時間使用した場合の電気代について検証しましょう。
コタツは出力設定によって電気代が変わります。一般的な商品として、ニトリのコタツテーブル「NV02 105 MBR」を例にすると、1時間あたりのランニングコストは「強」で約9円、「弱」で約3.4円です。1日8時間、1ヶ月(30日)使用した場合は、「強」で約2160円、「弱」で約816円となります。
次に、床暖房の1時間あたりのランニングコストを約35円として計算すると、1日8時間、1ヶ月(30日)使用した場合、約8400円です。比較すると、コタツのほうが約74~90%安くなる結果となりました。
新しくコタツを購入する場合、本体価格とコタツ布団を合わせて約3万円かかったとしても、光熱費の差額から約4~6ヶ月で回収できる計算になります。コタツをワンシーズンで買い替えるなどしない限り、2年目以降、初期費用を回収した後は、節約効果を実感できるでしょう。