野菜が高いので「根菜の冷凍食品」を利用しています。やはり「生鮮品」のほうが安いと思うのですが、冷凍野菜ってどのくらい「割高」なのでしょうか?
野菜が高騰しているなかで、冷凍野菜を利用している方も多いのではないでしょうか。一方で、「冷凍野菜は生鮮品より割高では?」という疑問もあるでしょう。   実際の価格差や冷凍野菜の便利さ、そして費用対効果について詳しく解説し、節約に役立つ情報をお届けします。

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冷凍野菜と生鮮品、どちらが家計に優しい? 価格の比較ポイント

冷凍野菜と生鮮品の価格を単純に比較すると、生鮮品のほうが安いことが多いです。特に旬の時期に購入すると、にんじん、大根、じゃがいもなどの根菜類は非常に安価に手に入ります。
 
一方、冷凍野菜は加工や包装、冷凍技術のコストがかかるため、割高になることが一般的です。例えば、スーパーで販売されている生のかぼちゃ400グラムが200円で売られているのに対し、カット済みの冷凍食品では400グラムのものが300円程度で販売されています。
 
ただし、以下の場合には冷凍野菜のほうが経済的になることもあります。


・野菜が高騰しているとき: 天候不順などで生鮮野菜が値上がりしている場合、冷凍野菜は価格が安定しており、お得に感じることがあります。

・一度に使い切れないとき: 生鮮品は傷みやすく廃棄ロスが発生しがちですが、冷凍野菜は必要な分だけ使えるため、無駄を減らすことができます。

 

冷凍野菜は本当に「割高」? 便利さと費用対効果を考える

生鮮野菜に比べると、冷凍野菜が割高になりやすいですが、その便利さを考慮すると、生鮮品よりも費用対効果が高い場合があります。冷凍野菜を使用するメリットは、以下のとおりです。


・調理が楽:皮むきやカットの必要がないため、下ごしらえの時間を短縮できます。
・保存期間が長い:冷凍庫で数ヶ月保存できるため、必要なときにすぐ使えるのは生鮮品にはない強みです。
・無駄が出にくい:必要な分だけ使用できるので、野菜を破棄しなくて済みます。