
▼4人家族で食費「月8万円」は高い? 1人当たりの“平均”もあわせて解説
3人家族の平均的な食費
総務省が行っている調査「2023年度家計調査」より、3人家族の平均的な食費を表1にまとめました。
表1
穀類 | 6806円 |
魚介類 | 6114円 |
肉類 | 8460円 |
乳卵類 | 4469円 |
野菜・海藻 | 9061円 |
果物 | 3062円 |
油脂・調味料 | 4042円 |
菓子類 | 7390円 |
調理食品 | 1万3364円 |
飲料 | 5708円 |
酒類 | 3674円 |
外食 | 1万3408円 |
合計金額 | 8万5557円 |
出典:家計調査「家計収支編二人以上の世帯詳細結果表」より筆者作成
同調査では、3人家族の平均的な食費は8万5557円という結果でした。なお、この金額には、自宅での調理費用だけでなく、外食や菓子類、飲料なども含まれています。家族全員がバランスよく食事を楽しむための標準的な金額といえるでしょう。
調査結果と比較すると、月3万円という食費は平均の約3分の1に抑えられており、非常に高い節約意識が必要と考えられます。無理なく健康を維持しながら月3万円で生活するためには、相応の工夫が求められるでしょう。
食費が月3万円の場合1日1000円でやりくりしている
3人家族で食費が月3万円であれば、1日あたり約1000円でやりくりしていることになります。さらに1食分に分けて考えると、1食あたり約333円で3人分の食事を用意している計算です。この金額で食事を作るためには、食材の選び方や調理法に工夫を凝らすことが欠かせません。