最近「人気グルメ」の「冷凍自販機」をよく見かけます。儲かるのでしょうか?
冷凍食品をラインアップした自動販売機ですが、街中で見かけたことがある方は多くいるでしょう。近年、冷凍自販機の人気は高まっており、今後も設置台数が増えることが予想されます。   そこで本記事では、冷凍自販機について解説します。

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冷凍自販機が人気の理由

冷凍自販機は自動販売機の一種で、冷凍状態の食品を販売している点が特徴です。従来はアイスクリームの販売が大半を占めていましたが、最近ではラーメンやギョーザ、カレーなど、多種多様な食品が販売されています。今後も設置台数は増加傾向にあるとされています。
 
以下に、冷凍自販機が人気を集めている理由をまとめました。

●中食をする消費者が増えたから
●24時間販売しているから
●興味を引くデザイン

新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、中食を行う消費者が増加しました。中食とは、総菜やお弁当などを購入して自宅で食べることを指し、外食と内食の中間のような位置づけです。消費者の中食需要に応えることで、冷凍自販機は人気を集めるようになったといえます。
 
冷凍自販機であれば、24時間購入できます。飲食店の営業時間外である早朝や深夜でも、商品を購入して自宅で食べられる点が人気の理由です。
 
なお、冷凍自販機が設置されている場所は、主に飲食店の店頭のほか、駅や空港、サービスエリア、会社の休憩場所などです。設置場所によってターゲットなどが変わるため、販売される商品も異なります。
 

販売者における冷凍自販機のメリットとデメリット

以下に、冷凍自販機を導入するメリットを販売者視点でまとめました。

●少ない人件費で運営できる
●わずかなスペースでも販売可能
●空いているスペースを有効活用できる
●24時間の販売が可能
●集客のきっかけになる