社会保険の加入が義務付けられる、年収130万円をボーダーラインとするならば、月収を10万8333円以下にする必要があります。
 
扶養から外れる条件は保険組合によって異なりますが、月収が2ヶ月以上連続して10万8333円を超えた場合や、3ヶ月の平均月収が10万8333円を超えた場合が条件となることが一般的だとされているようです。
 
保険組合の一つである全国健康保険協会、通称・協会けんぽの場合は基準の月収を超えた月が1ヶ月のみであれば、すぐに扶養から外れることはないとされています。ただし、2ヶ月以上収入が基準を超えた場合は恒常的と判断され、扶養から外れるケースもあるようです。
 
なお、扶養から外れるかどうかは会社が判断したうえで、資料を基に各保険組合が判断するといわれています。そのため、不安であれば勤務先や加入している保険組合に問い合わせてみるのもよいかもしれません。
 

まとめ

年収の壁を超えて、扶養から外れるかどうかの判断を下すのは、会社と加入している保険組合だといわれています。扶養から外れる条件は各保険組合などによって異なるようですが、月収が2ヶ月連続で基準を超えた場合や3ヶ月の平均月収が基準を超えた場合が一般的とされているようです。
 
あくまで会社や加入している保険組合の判断次第ではありますが、基準の月収を超えた月が1ヶ月だけであれば、基本的にはすぐに扶養から外れることはないとされています。不安であれば、勤務先や加入している保険組合に問い合わせてみるのもよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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