・厚生年金:年間約45万円
・健康保険:年間約25万円
・雇用保険:年間約3万円
・所得税と復興特別所得税:年間約221万円
・住民税:年間約115万円
貯める&備える
2025/04/05
副業で「月収100万円」を達成した人をネットで見かけます。月100万円も稼いでいたら、確定申告後にどのくらいの税金を払うのでしょうか?
経費計上しなかった場合と比較して、納税額に約129万円の差が生まれました(社会保険料は変わらず)。副業が軌道に乗って収入が増えた人ほど、適切に経費計上する重要性が高まるといえるでしょう。
まとめ
副業の事業が軌道に乗り「月収100万円」を達成した場合、副業部分だけで所得税と住民税をあわせて400万円近い税金が発生します。
ただし、適切に経費を計上すれば納税額を最適化できます。年間の経費が300万円かかったと仮定した場合、副業部分に対する税金は、所得税と住民税をあわせて約300万円程度にまで減少します。副業を始めている方やこれから副業を始める予定の方は、ぜひ経費や税金に関する知識の習得を意識してみてください。
出典
国税庁 No.1350 事業所得の課税のしくみ(事業所得)
国税庁 No.2210 必要経費の知識
国税庁 No.2070 青色申告制度
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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2025年2月3日公開記事
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