「納税ラッシュ」の春! 所得税10万円を「クレジットカード」で払うとお得ってホント? ポイント還元や注意点について解説
春は納税のシーズンです。所得税は10万円単位で支払うなど、まとまった出費が発生する時期でもあります。そのため、「どうせ払うなら少しでもお得に」と考える人もいるかもしれません。通常、税金を現金で納めても還元などのメリットはありませんが、キャッシュレス決済を活用すれば、ポイントが貯まる場合があります。   本記事では、所得税10万円をクレジットカードで支払った場合にポイント還元がどれくらい見込めるのか、また、キャッシュレス納付の種類や注意点について解説します。今年の納税に、ぜひ役立ててください。

▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?

国税のキャッシュレス決済の種類

申告所得税や復興特別所得税などの国税の納付方法には、現金払いのほかにキャッシュレス決済が利用できます。主な方法として、「スマホアプリ納付」と「クレジットカード納付」があります。
スマホアプリ納付は、PayPayや楽天ペイなど7種類の決済アプリを利用する方法で、スマートフォン決済専用のWebサイト上で手続きができます。
 
一方、クレジットカード納付は、VisaやJCBなどのクレジットカードで支払う方法です。インターネット上でのクレジットカード支払いの機能を利用して「国税クレジットカードお支払サイト」を経由して手続きを行います。
ただし、いずれの方法でも領収書は発行されないため、必要な場合は別の納付方法を選びましょう。
 

スマホアプリ納付のポイント還元は?

スマホアプリ納付では、アカウント残高から支払うため、事前にチャージが必要です。クレジットカードでチャージする際にポイントが付与されるカードを利用すれば、その分のポイントを獲得できます。
例えばAmazonPayでは、Amazonギフト券をクレジットカードで購入・チャージすることでポイントを貯めることが可能です。スマホアプリ決済を利用した国税の納付自体では、支払い時にポイントが付与されない場合が多いため、チャージ時のポイント還元を活用することが、お得に納税する秘訣になります。
 
また、スマホアプリ納付のメリットは、決済手数料がかからないことです。手数料が発生しないため、チャージ時に付与されたポイントがそのまま手元に残ります。例えば、10万円を納付する際に1%の還元があれば、1000円分のポイントを獲得できるため、実質的に負担を軽減できると言えるでしょう。
 

クレジットカード納付のポイント還元は?