祖母の遺品から「2020年東京オリンピック記念硬貨」が5枚出てきました。まだ新しいのでプレミアはつかないのでしょうか?
遺品整理をしていると、一昔前のものが出てきて「価値があるのでは?」と思うこともあるかもしれません。   例えば記念硬貨などはプレミアがついて高値で売れる可能性もあるため、処分したり保管しておいたりするよりも買い取りに出した方がいい場合もあるでしょう。   本記事では、2020年に開催された東京オリンピック記念硬貨の種類や価値をご紹介するとともに、プレミアがつく記念硬貨の特徴についても詳しくご紹介します。

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東京オリンピック記念硬貨の種類

2020年東京オリンピックの記念硬貨には、以下のような種類があります。

【第一次発行分】

●一万円金貨幣(流鏑馬と心技体)
●千円銀貨幣(水泳)
●百円クラッド貨幣(フェンシング)

【第二次発行分】

●千円銀貨幣(陸上競技/バドミントン/野球・ソフトボール)
●百円クラッド貨幣(空手/スケートボード/スポーツクライミング/サーフィン/ウエイトリフティング)

【第三次発行分】

●一万円金貨幣(「勝利」(野見宿禰像)と「栄光」(ギリシャの女神像)と「心技体」)
●千円銀貨幣(体操/柔道/卓球)
●百円クラッド貨幣(アーチェリー/カヌー/自転車競技)

【第四次発行分】

●千円銀貨幣(ボクシング/レスリング)
●五百円バイカラー・クラッド貨幣(雷神)
●百円クラッド貨幣(サッカー/テニス/バレーボール/ミライトワ)

それぞれ発行年や発行枚数が異なるため、確認しておくといいでしょう。
 

東京オリンピック記念硬貨の価値はどのくらい?

2020年東京オリンピックの際に発行された記念硬貨を買い取りに出した場合、いくらぐらいの値がつくのか確認してみましょう。
 
記念硬貨は希少性の高いものほど高く売れるといわれています。東京オリンピック記念硬貨の場合は発行からそれほど年数がたっていないことや、発行枚数が多かったことなどを考えると、現時点ではプレミア価値が高くない可能性があります。
 
ある買い取り業者の実績は、以下の通りです。(2025年3月15日時点の買い取り価格)