中学生の息子が「将来はユーチューバーになる」と言っています。親としては生活していけるのか心配なのですが…どうやって収入を得ているのでしょうか?
中学生がなりたい職業で、プロスポーツ選手などと並んで上位にランキングするユーチューバー。中学生の息子が「将来はユーチューバーになる」と言ったとしても不思議ではないでしょう。しかし親としては、息子がユーチューバーで本当に稼いで生活していけるのか心配になるでしょう。   そこで今回は、YouTubeで収入を得る仕組みについて調べてみました。どうすればYouTubeで収入を得られるのか、どれくらいの収入を得られれば生活していけるのか、気になる方は参考にしてください。

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ユーチューバーが収入を得る仕組みとは?

Google LLC(グーグルのサービスを提供する法人)の「YouTubeヘルプ」によると、YouTubeで収益を得るにはYouTubeパートナープログラム(YPP)への参加を申請して承認される必要があります。それから収益化機能を有効にして、収入が得られるようになります。
 
チャンネル基準と利用できる収益化機能は表1の通りです。
 
表1

チャンネルの基準 利用できるようになる収益化機能
チャンネル登録者数500人以上
有効な公開動画を3本以上アップロード
以下のいずれかの条件
・有効な公開動画の総再生時間が3000時間以上(過去365日間)
・公開ショート動画の視聴回数が300万回以上(過去90日間)
・チャンネルメンバーシップ
・ショッピング(自分の商品)
・Super ChatとSuper Stickers
・Super Thanks
チャンネル登録者数1000人以上
以下のいずれかの条件
・有効な公開動画の総再生時間が4000時間以上(過去365日間)
・公開ショート動画の視聴回数が1000万回以上(過去90日間)
・広告収入
・YouTube Premiumの収益
チャンネル登録者数1万人以上
以下のいずれかの条件
・有効な公開動画の総再生時間が4000時間以上(過去365日間)
・公開ショート動画の視聴回数が1000万回以上(過去90日間)
・ショッピング(他のブランドの商品)