一人暮らしなので「お風呂のお湯」は2~3日使用しています。身体を洗ってから入れば衛生上問題ないですよね?
一人暮らしだと、お風呂のお湯を毎回入れ替えるのはもったいないと感じる方もいるかもしれません。身体を洗った後にお風呂に入る場合であっても、お湯を2~3日使用するのは衛生面的に問題がないのか気になるところです。   そこで今回は、お風呂のお湯を2〜3日使用する場合の衛生面について紹介します。また、毎回入れ替える場合と水道光熱費がどの程度変わるかについても記載します。お風呂のお湯を数日使用しても大丈夫なのか気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

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お風呂のお湯を使いまわすのは衛生面的に問題がないのか

お風呂のお湯の中に存在する細菌の数を調べたとある調査によると、入浴後のお湯を一晩放置すると細菌の数は爆発的に増加することが分かっています。お風呂で身体を洗ったあとでも、人の身体には微生物などの細菌が付着しています。さらに、入浴後のお湯は細菌が繁殖しやすい環境が整っているのです。
 
対策としては、風呂水洗浄剤を使うことがおすすめです。お風呂のお湯を2〜3日使いまわしたい場合は、身体を洗ってから入浴する、風呂水洗浄剤を使用するなど、衛生管理に気をつけましょう。
 

お湯を使いまわすと、どのくらい節約できるのか?

ここでは、毎日浴槽にお湯をはった場合と、お湯を2~3日使用した場合にどのくらい節約できるのかを見てみましょう。水道代とガス代に分けて解説します。
 

水道代

東京水道局によると、水道代は1リットルあたり約0.24円かかるとのことです。
 
一般的な家庭用浴槽の容量は、220〜250リットル程度です。容量は満水時のリットルを示しており、実際の湯量は150〜200リットル程度になります。
 
1回に200リットル水を入れた場合の水道料は、約48円です。毎日お風呂を入れ替えると1ヶ月(30日)あたり約1440円かかります。入れ替える頻度が2日に1回であれば約720円、3日に1回であれば約480円に減らせるでしょう。
 
ただし、足し湯をする場合には上記よりも水道代がかかります。
 

ガス代