1ヶ月あたりにかかる「おコメ代」はどのくらい? 価格の高騰は今後も続くのか解説
米の価格高騰が続いていることから、家計への大きな影響が見過ごせません。本記事では、お米代の平均月額と、価格高騰の背景を解説します。節約方法や今後の価格動向についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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お米の平均月額

お米は日本人の食生活に欠かせない主食の一つですが、1ヶ月あたりにかかる費用は、家庭の食べる量や購入する銘柄によって異なります。一般的な家庭での消費量を考えた場合、1人あたりの月間お米消費量は約5キログラムとされています。
 
また、5キログラムあたりの現在の価格は、3000~5000円程度です。1ヶ月あたりのお米にかかる平均額は、2人家族であれば6000~1万円、4人家族であれば9000~1万5000円程度となります。
 
お米の価格はブランドや産地によって差があり、安価なものでは10キログラムで3000円程度、高級な銘柄米では10キログラムで5000円以上することもあります。スーパーの特売や業務用スーパーを活用すれば、比較的安価に購入が可能です。
 

現在の価格高騰の背景

お米の価格は上昇傾向にあります。価格高騰の背景には、日本各地で発生している異常気象が挙げられます。猛暑や豪雨、台風などの影響を受け、一部の地域での収穫量が減少し、供給不足から価格が上昇しているのが現状です。
 
また、農業に必要な肥料や燃料、電気代が高騰していることも要因の一つです。ウクライナ情勢や円安の影響で輸入コストが増加し、農家全体の生産コストが上昇しています。
 
さらに、農業従事者の高齢化が進み、後継者不足の深刻化も影響しています。米作りを続ける農家が減少することで生産量が減り、需給バランスが崩れることで価格が上昇しているのです。
 

お米を節約する方法