子を連れて会いに行くたびに「交通費の足しに」とおこづかいを“1万円”くれる父。2ヶ月に1回は顔を見に行くのですが、これって負担をかけていますか?
子どもを連れて遊びに行くたびにおこづかいをくれる両親。うれしい反面、負担になっていないか不安になることもあるでしょう。   そこで本記事では、SOMPOひまわり生命保険株式会社が行ったアンケート結果を基に、祖父母から孫へのおこづかいの金額を解説します。もらったおこづかいの使い道などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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孫へのおこづかいの金額

SOMPOひまわり生命保険株式会社が2022年に行った「介護とお金に関する調査報告」によると、全体の約6割が、帰省の際に祖父母からおこづかいをもらっているようです。
 
ここでは、1回でもらうおこづかいの金額と、年間のおこづかいの合計金額を解説します。
 

1回でもらうおこづかいの金額

まずは、祖父母から孫へ「1回でもらうおこづかいの金額」について、表1にまとめました。カッコ内はおこづかいを毎回もらう場合の金額の割合です。
 
表1

金額 割合
1000円未満 19.5%(7.7%)
1000円~5000円未満 54.0%(53.8%)
5000円~1万円未満 17.5%(22.0%)
1万円~5万円未満 8.3%(15.4%)
5万円以上 0.8%(1.1%)

出典:SOMPOひまわり生命保険株式会社「介護とお金に関する調査報告(2022年)」を基に筆者作成
 
祖父母から孫へのおこづかいの金額は、「1000円~5000円未満」が54.0%と最も多い結果です。次いで「5000円~1万円未満」が17.5%です。1回遊びに行って1万円~5万円未満をもらっているケースは8.3%、毎回の場合でも15.4%と、そこまで多くはないといえるでしょう。
 

年間でもらうおこづかいの合計金額