花粉が気になるので空気清浄機を「24時間」つけっぱなしにしています。1ヶ月の電気代はどれくらいになるのでしょうか?
花粉の時期はくしゃみや鼻水をおさえるため、空気清浄機を長時間つけている家庭も少なくないでしょう。とはいえ、24時間つけっぱなしにしていると、高額な電気代がかかるのではないかと心配もあります。   そこで今回は、空気清浄機を24時間つけた状態にした場合の1ヶ月当たりの電気代についてご紹介します。

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空気清浄機の平均的な電気代と24時間つけた状態にした場合の電気代

コーウェイ株式会社「空気清浄機の利用実態に関する調査」によると、空気清浄機の平均稼働時間は、花粉の時期で約14時間、その他の時期で約11時間です。そのため今回は、平均的な稼働時間と24時間つけた状態にした場合の電気代を比較します。
 
ある会社の空気清浄機を使用した場合、1ヶ月の電気代は表1の通りです。
 
表1

モード 静音
14時間 966円 180.6円 63円
11時間 759円 141.9円 49.5円
24時間つけた場合の電気代 1656円 309.6円 108円

※筆者作成
 
電気代は使用する空気清浄機によっても異なるため、一概に表1の金額通りになるとは限りません。ただし、どの清浄機でもモードをどれにするかによって、電気代は大幅に変わるでしょう。
 
例えば、表1の空気清浄機であれば、1ヶ月24時間つけっぱなしで生活した場合、「強」と「中」でも1346円の差があります。そのため、24時間空気清浄機をつけた状態で電気代を節約したい場合は、日中などは強いモードを使用し、夜や寝ている間などは弱いモードにするといいでしょう。
 
また、花粉以外の時期の平均的な電気代に比べると、全体的に倍ほどの電気代になります。夏や花粉の少ない時期に空気清浄機をほとんど使用しない家庭では、花粉の時期に電気代が跳ね上がっているように感じるかもしれません。
 

空気清浄機の効果