退職代行を使って会社を辞める人が増えている? 退職代行の利用料金はいくらなのでしょうか?
退職を検討しているけれど、「上司や同僚に引き留められる」「パワハラを受けていて自分の意思を伝えるのが困難」という状況にある人もいるのではないでしょうか。   何らかの理由があって退職の手続きをスムーズに進められない人に需要が高まっているのが退職代行です。退職代行は本人に代わって退職手続きを進めてくれるため、基本的に勤務先とのやり取りを避けられます。   しかし、退職代行の利用を検討するに当たって、気になるのが利用料金の問題でしょう。あまりにも高額では支払いが難しくなる可能性が高いからです。   そこで本記事では、退職代行の特徴をはじめ、利用料金について解説します。

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退職代行とは?

退職代行とは、退職したい従業員本人に代わり、退職したい意向を勤務先に伝えて手続きを代行してくれるサービスです。退職を希望する従業員自身が退職代行サービスに利用料金を支払うことで契約が成立します。勤務先に出社することを避けられる、短期間にて退職手続きが完了することが、退職代行サービスを利用する主なメリットといえるでしょう。
 
一方、退職サービスの利用によって、勤務先からの印象を悪くするリスクが高い、利用料金が発生するなどのデメリットはあります。しかし、「精神的・身体的に限界まで追い詰められている」「今すぐにでも解放されたい」人には、利用価値が高いです。
 
注意点として、一般的な退職代行サービスは、退職の意向を従業員本人に代わって勤務先に伝達できますが、賃金未払いの請求や退職金などの条件について交渉を行う権利を有していません。従業員と勤務先の間で何らかのトラブルが発生しそうな場合は、弁護士や退職代行ユニオンを利用したほうが退職手続きをスムーズに行える可能性が高いです。
 

退職代行の利用率は16.6%