
▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
手作り弁当の平均コストは1食あたり222.3円
株式会社ニチレイフーズ「全国お弁当事情に関する調査2024」によると、「お弁当にかける経費」の全国平均は222.3円です。
このデータは都道府県別に取られており、最もコストが高いのは沖縄県で273.6円、最も安いのは群馬県で168.2円という結果だそうです。
20分かけて弁当を作った場合の手間コストは約388円
弁当を作る手間もコストとして計算してみましょう。2024年11月現在の最低賃金は、全国加重平均額で1055円となっています。そのため、20分かけて弁当を作る場合の手間コストは351.6円となります。
時給1055円÷60分=17.58円(1分あたり)
17.58円×20分=351.6円
ちなみに最低賃金が最も高いのは東京都で1163円、最も低いのは秋田県で951円です。
手間コストを含めると1食あたり約573円と市販弁当より高くなる
「お弁当にかける経費」と手間コストを合算すると、222.3円(お弁当にかける経費)+351.6円(手間コスト)=573.9円となります。本事例のお弁当屋さんの日替わり弁当550円よりも、手づくり弁当のほうが高いという結果になりました。
手間コストは冷凍食品の活用で減らせるかも
ただ、手間コストは冷凍食品を活用すれば減らせるかもしれません。最近は自然解凍できる冷凍食品の種類が増えています。これらを使えば、調理の手間を省き、短時間でお弁当を作れます。