生活協同組合パルシステム神奈川が公表した「石けんモニター2021 使用感アンケート結果」によると、固形石けんのデメリットとして「溶けやすい、最後まで使い切りにくい」ことが挙げられました。
固形石けんが溶けやすい理由は、管理方法です。温度や湿度が高い場所に放置したり水がきれいに切れていなかったりすると溶けやすいため、十分に水を切って、密閉されない容器で保管することが大切です。
使い切るコツの一つとして、石けんを事前に切っておく方法があります。切る作業が面倒な方は、石けんカッターなどを使うと効率よく石けんを小さくして保管できます。
また、石けん袋を使用する方法もいいでしょう。石けん袋は固形石けんを泡立てネットに直接入れられるため、最後までしっかり泡立てながら使用できます。
固形石けんの管理方法・使い方を意識して最後まできれいに使い切ろう
体用の固形石けんは液体石けんよりもコスパがいい石けんです。年間使用量の差は2個程度ですが、コストは2500円ほど変わる可能性もあります。そのため、コスト重視の方は固形石けんがおすすめです。
また、手洗い用は液体石けんが年間のコスパがいいため、種類によって選び分けるといいでしょう。
しかし、固形石けんは小さくなると使いにくいため、途中で捨ててしまう方も多数います。また、管理方法によっては溶けやすいため、想像より早く使い終わるケースも考えられます。
固形石けんは高温多湿に弱い性質を持つため、管理する際は通気性がいい状態にしましょう。石けん袋に入れて使用すれば、通気性もよく小さい状態でもしっかり泡立てられます。管理方法と使い方を意識して、固形石けんをコスパよく使い切りましょう。
出典
生活協同組合パルシステム神奈川 石けんモニター2021 使用感アンケート結果
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー