※資源エネルギー庁 「石油製品価格調査 給油所小売価格調査(ガソリン、軽油、灯油)」より筆者作成
図表1を見ると、2025年1月6日のガソリン単価は2000年と比較して1.84倍、5年前と比べても1.2倍であり、2021年を除き右肩上がりに値上げが続いていることが分かります。
車の平均的な燃費とガソリン価格の相場で1km走行あたりのガソリン代を計算
車はコンパクトカーを前提としています。平均的な燃費でガソリン単価の相場(180.6円/L)から1Lあたりのガソリン代を計算すると以下のとおりです。なお、コンパクトカーの燃費の相場は15.0〜21.9km/Lとしています。
◆ガソリン代の計算式:消費ガソリン量(走行距離÷燃費)×ガソリン単価
(1km÷15.0km/L)×180.6円/L=12円(走行1kmあたりのガソリン代)
燃費が21.9km/Lの場合は8.2円となりますが、自身の車の燃費や走行距離に合わせて計算してみましょう。
燃費22km/L、ガソリン単価180円で100km走行するとガソリン代などは以下のとおりです。
●ガソリン代……818円(1kmあたり8.18円)
●消費ガソリン……4.55L(1kmあたり0.05L)
週末のドライブでどれくらいのガソリン代がかかるか
車を通勤に使っている人も含めて、年間の走行距離は1万kmが平均と言われています。しかし、週末にドライブするだけの場合は、その半分以下のケースが多いようです。走行距離はそれぞれなので、1000~5000kmを1000km単位で分けて、それぞれのガソリン代を燃費別に計算したものが図表2です。
【図表2】
走行距離/燃費 | 燃費15.0km/L | 燃費21.9km/L |
---|---|---|
1000km | 1万2040円 (1000km÷15.0km/L)×180.6円/L |
8246円 (1000km÷21.9km/L)×180.6円/L |
2000km | 2万4080円 (2000km÷15.0km/L)×180.6円/L |
1万6493円 (2000km÷21.9km/L)×180.6円/L |
3000km | 3万6120円 (3000km÷15.0km/L)×180.6円/L |
2万4740円 (3000km÷21.90km/L)×180.6円/L |
4000km | 4万8460円 (4000km÷15.0km/L)×180.6円/L |
3万2986円 (4000km÷21.9km/L)×180.6円/L |
5000km | 6万200円 (5000km÷15.0km/L)×180.6円/L |
4万1233円 (5000km÷21.9km/L)×180.6円/L |