お風呂をためるときにかかるガス代と追い焚きにかかるガス代を足すと、1回のお風呂時間で約94.36円かかります。1ヶ月のガス代は、94.36円×30日=約2830.8円です。
水道代とガス代を合わせてみると、入浴中に1回追い焚きしながら毎日1時間お風呂に入る生活を1ヶ月続けると約4270.8円かかることになります。
この金額は住んでいる地域やガスの種類、設定温度などによって変動します。計算する場合は、ご自分の環境に合った数値で計算してみましょう。
お風呂の時間を短くし追い焚きをしなくなったらどのくらい変わる?
お風呂に入る時間を1時間から30分に短縮し、追い焚きがいらなくなった場合の費用をみていきましょう。
追い焚きにかかるガス代がかからなくなるため、約12.31円×30日=約369.3円が節約可能です。そのため、お風呂にかかる水道代とガス代は約3901.5円となります。
この差額が多いか少ないかは家庭によって異なりますが、お風呂の時間を短くし追い焚きをしなくなると節約にはつながります。
お風呂にかかるガス代を節約する方法
お風呂にかかるガス代を節約するためには、保温効果の高い浴槽にするのもひとつの方法です。保温効果の高い浴槽は、浴槽やお風呂のふたに断熱材が入っており、お湯の温度が下がりにくくなるのが特徴です。そのため、長時間入っていても温度が下がりにくく、追い焚き回数を減らせるでしょう。
某メーカーの保温浴槽は、40度のお湯にふたをして5時間たったときの温度変化が2.5度以内だったようです。また、追い焚き回数が減って年間の光熱費が約4300円も節約になったというデータもあります。
ただし、保温浴槽にするためにはリフォーム代がかかります。初期費用に対して節約効果はあるのか十分に検討したうえで、買い替えることをおすすめします。