それぞれの通信での違いや料金の違いだけで選んでしまうと、使い始めてから不便さや不満を感じてしまう可能性があるかもしれません。それぞれのメリット・デメリットも知っておくとよいでしょう。
ポケットWi-Fiのメリット・デメリット
ポケットWi-Fiのメリットは、持ち運びができ、工事不要ですぐに利用できることです。一方でデメリットは、光回線より速度が遅いことや、通信制限がかかる場合があること、場所によって圏外になり利用できない場合があることが挙げられます。
ホームルーターのメリット・デメリット
ホームルーターのメリットは、工事不要で手軽にWi-Fiの環境が作れ、ルーターの設置場所も自分で決められることです。
デメリットはポケットWi-Fi同様に通信速度が光回線より遅く、完全無制限ではないことが挙げられます。また、光回線対応のマンションの場合だと、光回線の方が安いこともデメリットだといえます。
光回線のメリット・デメリット
光回線のメリットは通信速度が速く安定性が高いうえに、データ容量の大きな通信が可能なことです。デメリットは、新規開通時には工事が必要であり、地域や住居物件によっては利用できない場合があることが挙げられます。
一番コストがよい通信回線は利用環境により違う
比較して分かったことは、利用する環境により選択できる回線やサービス、プランに違いがあることです。回線サービスが適用対象エリア外の場合、選択肢は限られてしまうため、その中で比較するとなると月額料金での差は殆どないといえるでしょう。
料金面だけで検討すると、日本国中ほとんどのエリアで利用できるポケットWi-Fiとホームルーターの4Gプランとなるでしょう。速度や通信量を気にせずインターネットを適度に使いたい場合は、4Gプランの通信速度でも十分問題ないため、このプランが一番コストがよいといえます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー