
▼住宅ローンは「繰上げ返済」すべき? メリットについて解説
マイホーム購入の自己資金比率はどのくらい?
国土交通省住宅局の「令和5年度 住宅市場動向調査報告書」によると、住宅ローンを有する世帯は注文住宅(新築)取得世帯が79.5%、分譲戸建住宅61.6%、分譲集合住宅54.8%となり、購入資金について図表1のように伝えています。
【図表1】
自己資金 | 自己資金比率 | 借入金 | |
---|---|---|---|
注文住宅 (土地を購入した新築世帯かつ土地購入資金も含まれる) |
1080万円 | 19.5% | 4447万円 |
分譲戸建住宅 | 1023万円 | 24.5% | 3160万円 |
分譲集合住宅 | 1857万円 | 41.0% | 2670万円 |
既存(中古)戸建住宅 | 1164万円 | 40.5% | 1707万円 |
既存(中古)集合住宅 | 1132万円 | 42.7% | 1516万円 |
※国土交通省住宅局「令和5年度 住宅市場動向調査報告書」より筆者作成
図表1から、借入金が高ければ自己資金比率は低くなることが分かります。購入希望住宅の種類における自己資金比率を参考にして、事前に用意する費用を検討してみてもよいでしょう。