「布団や枕カバー」はどのくらいの「頻度」で洗う? おすすめの「洗い方」はある?
みなさんは、布団や枕カバーをどのくらいの頻度で洗濯していますか? 毎日使うからこそ、いつも清潔な状態を心がけたいものです。   そこでこの記事では、寝具の適切な洗濯頻度や、布団を長持ちさせるための洗い方を解説します。記事の後半では季節ごとの干し方のポイントを紹介しているので、参考にしてください。

▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較

寝具の適切な洗濯頻度とは?

直接肌に触れるシーツや枕カバー、布団では、洗濯頻度が異なるようです。それぞれの適切な洗濯頻度を見ていきましょう。
 

布団は年に2回

布団の理想的な洗濯頻度は、年に2回とされているようです。厚生労働省「旅館業における衛生等管理要領」にも「布団及び枕にあっては、6月に1回以上その汚れ等を除去するため丸洗い(中略)を行うことが望ましい」と記載されています。
 
なお、布団の種類によっては、洗濯することで生地を傷めてしまう可能性があるため、耐久面を考慮して、衣替えで布団を入れ替える際に洗濯する程度でよいでしょう。
 

シーツは週に1回

直接肌に触れるシーツ類は、週に1回の洗濯が理想的です。人は、一晩寝るとコップ1杯分の汗をかくといわれています。その汗により、布団の中は湿気の多い環境になるため、雑菌が繁殖しやすく、嫌な匂いの原因になることがあります。
 
汗をかきにくい冬は2週間に1回、夏や汗をかきやすい方は週2回洗濯するなど、季節やライフスタイルに合わせて柔軟に対応してください。
 

枕カバーは週2回

頭や顔に直接触れる枕カバーは、シーツよりも多くの汚れが付着するといわれています。放っておくと肌荒れの原因にもなるため、週に2回の洗濯が理想的です。布団と違い、ほかの衣類と同じように洗濯できることが多いので、それほど手間はかからないと考えられます
 
忙しい方は、替えの枕カバーや枕パッドを使用したり、毎日清潔なフェイスタオルを枕に敷いたりして寝るのがおすすめです。
 

布団を長持ちさせるための洗い方