新紙幣対応に時間がかかっているため、利用する私たちも対策しておくことが大切です。旧紙幣は引き続き使用可能な法定通貨として容易に入手できます。まずは、ATMからの引き出しやお釣りなどで旧紙幣を入手したときは、なるべく残しておくようにしましょう。
また、商店などでも旧紙幣を持っている場合があり、お釣りとして旧紙幣を受け取るようお願いするのも1つの手ですが、混雑時は遠慮するなどの配慮が大切です。
まとめ
新紙幣が発行されて久しいですが、まだまだ新紙幣が使えない精算機が多いのが現状です。その理由は、主に企業側にコストや手間の負担がかかり、対応が遅れてしまっていることです。さらに、企業が新紙幣対応よりも、キャッシュレス化を進めていることも原因の1つといえるでしょう。
そのため利用する側も、お釣りやATMなどで入手した旧紙幣を取っておくなどの工夫が必要です。新紙幣に完全対応するにはまだ時間がかかりそうですが、現金とキャッシュレスをうまく使い分けていきましょう。
出典
一般社団法人 日本自動販売システム機械工業会 自動販売機普及台数
執筆者:古澤綾
FP2級
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