
▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
毎月家に入れるお金の平均は5万4009円
株式会社モデル百貨が2023年に実施したアンケート調査「独身実家暮らしのお金事情について」(調査対象:実家暮らしの社会人(独身) 1000人)によると、実家暮らしで家にお金を入れている人は61%、入れていない人は39%でした。
一方、実家にお金を入れている場合、20〜50代の全年代平均は5万4009円でした。「思ったよりも多い」と驚く方もいるでしょう。
20代の平均は3万3232円
同アンケート調査によると、実家に入れているお金の年代別平均は、以下のとおりでした。
・20代:3万3232円
・30代:4万1750円
・40代:5万9131円
・50代:7万5473円
20代で実家暮らしの場合、家に入れる額の平均は3万3232円という結果です。年齢が上がり、給与が高くなるほど家に入れるお金も多くなる傾向があります。
一方、2024年9月に国税庁が発表した「民間給与実態統計調査」によると、20~24歳の平均年収は267万円、25歳~29歳の平均年収は394万円でした。
4年制の大学を卒業して就職した場合、平均年収を単純に12で割ると、月収の1割5分程度を家に入れている計算です。1人暮らしをするよりかなり出費をおさえられます。
また、同アンケート調査によると、1人暮らしより実家暮らしのほうが平均6万2641円お金を節約できるとの結果も得られています。その金額を貯金に任せれば、将来への備えになるでしょう。
年収は年々増えていく企業もあるので、昇給したら家計を見直すといったルールを定めると、家族も子どもも納得しやすいかもしれません。