アイドリング中にバッテリーが上がることもあります。1時間程度エアコンを使っただけでバッテリーが上がることはほぼないとされているようですが、電力の使いすぎが原因で起こることはあるようです。
停車中はオルタネーターによる電力供給が走行時よりも少なくなるため、消費電力が供給を上回る可能性があるのです。そのため、ライトのつけっぱなしやカーステレオ、カーナビ、テレビなどの使用電力が大きい機器を同時に使用することで、電力不足に陥ることがあります。
さらに、暑い日にエアコンの設定温度を低くすることで電力消費が増え、他の機器と併用するとバッテリーが上がりやすくなるようです。これを防ぐためには、バッテリーが消耗しきる前に車を走らせることが効果的だとされています。
暖房を効果的に使う方法
寒い車内を効率的に暖めるためには、いくつかの工夫が必要です。以下の方法を参考に、してください。
エンジンをあたためてから暖房を使用
車の暖房はエンジンの熱を利用して温風を生み出します。そのため、エンジンが冷えている状態では、暖房をつけても十分な暖気を得ることができないようです。寒い季節には、エンジンをあたためてから暖房を使い始めることがポイントです。
内気循環モードを活用
車内を早く暖めるには、エアコンの設定を「内気循環」に切り替えましょう。このモードでは外気の冷たい空気を遮断し、車内の空気を循環させることで効率的にあたためることができるとされています。
A/Cボタンは基本的にOFF
エアコンに搭載されているA/Cボタンは、冷房や除湿時に使用するスイッチです。暖房を使用するときはA/CボタンをOFFにすることで、燃費を悪化させる余分な負荷を避けられる可能性があります。
ただし、暖房使用時にも必要になる場合があるため、状況に応じて使用しましょう。