高速道路のサービスエリアで「ガソリン」を入れたら、高くて驚きました。一般道と価格が違うのはなぜでしょうか?
ガソリンの単価はガソリンスタンド(GS)によって多少の違いはありますが、それほど大きな差がないのが一般的です。しかし、サービスエリア内にあるGSのガソリン単価は、一般道のGSよりも高いと言われています。   本記事ではサービスエリアのGSと一般道のGSのガソリン単価がどれくらい違うのか、なぜ違いがあるのかを解説します。ガソリン代を節約したいと考えている人は参考にしてください。

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サービスエリアと一般道でのガソリン価格の違い

ガソリンの価格の内訳は、大きく各種税金とコストや利益の2つに分けられます。税金には消費税やガソリン税などがありますが、どこのGSでも同じ金額または税率です。
 
つまり、ガソリン価格がGSによって違うのはコストや利益の部分が違うことになります。サービスエリアと一般道のガソリン料金が違うのは、サービスエリアでは一般道よりもコストがかかっていると考えられます。

 

実際にどれくらいの違いがあるのか

実際にサービスエリアと一般道のGSで、ガソリン単価(平均)にどれくらいの違いがあるのかを確認してみましょう。
 
2025年2月19日に公表された資源エネルギー庁の「石油関連価格調査」によると、レギュラーガソリンの全国平均は184円/Lです。一方、NEXCOの調査(2025/2/4)によると、サービスエリアのGSでのガソリン単価は以下のとおりです。
 

・東日本……174~207円/L
・西日本……197~210円/L
・中日本……199~209円/L

 
例外はありますがサービスエリア内では、ほとんどのGSでガソリン単価は全国平均を超えていて、最大で26円/Lの差があります。

 

コスト面でのサービスエリアと一般道の違い