
▼亡くなった母が私名義で「500万円」を遺してくれていた! 名義は自分でも「相続税」はかかる?
土地や家屋に毎年かかる税金とは?
土地や家屋に対してかかる主な税金は次の2つです。
固定資産税
固定資産税とは、土地や建物などの固定資産を持っている人が、固定資産のある市町村(東京都23区内の場合は東京都)に納める税金です。固定資産税は次の計算方法で算出されます。
固定資産の課税標準額×税率(1.4%)=固定資産税額
なお、固定資産の課税標準額は、国が定めた基準に沿って評価し、市町村が1月1日時点の資産価格を決定します。
都市計画税
都市計画税は、都市計画区域内にある土地や家屋の所有者が市町村(東京都23区内の場合は東京都)に納める税金です。都市計画税の算出方法は次の通りです。
土地または家屋の評価額×税率(0.3%以下)=都市計画税額
なお、税率は0.3%を上限として市町村により異なりますので、正確な税率が知りたい人は、課税市町村に確認してください。
居住を目的とした固定資産にかかる税金には特例措置がある
固定資産税と都市計画税は、住むことを目的とした土地や家屋であると、税金を軽減する特例措置が適用されます。例えば、東京都の場合、課税標準額が次の通り減額されます。