結婚式の誓いの言葉のセリフ例
一般的な誓いの言葉のセリフ例|病める時も健やかなる時も
結婚式の一般的な誓いの言葉は、「病める時も健やかなる時も」のフレーズが入った有名なセリフです。ドラマや映画の結婚式の場面で耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか。担当する神父さんや牧師さんによって言い回しは微妙に異なりますが、一般的なセリフ例は以下のようになります。
「新郎〇〇さん、あなたはここにいる〇〇を、病める時も健やかなる時も、富める時も貧しき時も、妻として愛し、敬い、慈しむことを誓いますか?」というセリフ例です。このような誓いの言葉に対して新郎は「はい、誓います」と答えます。
新郎に対しての問いかけの次に新婦への問いかけが続き、新婦も同様に「はい、誓います」と答えます。ちなみに、イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式でもこのような誓いの言葉が使われました。キャサリン妃は「はい、誓います」と答える代わりに、ウィリアム王子を見つめて微笑み、誓いを成立させました。
感動的な誓いの言葉のセリフ例|聖書からの引用
結婚式で神父さんや牧師さんが言ったセリフに感動した、という経験のある人もいると思います。一般的な誓いの言葉の他に、聖書から引用した言葉が語られることがあります。実は聖書は結婚式にふさわしい、愛のメッセージに溢れているんです。
実際に結婚式で使われることの多いセリフ例として、「愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。」というセリフが挙げられます。これは聖書の【コリント人への第一の手紙】の一節で、「愛は決して耐えることがありません。」という言葉で結ばれます。
結婚式にピッタリな愛に溢れたメッセージで、思わず感動を覚えるようなセリフです。このように、結婚式では聖書から引用した感動的なセリフが使われることもありますので、神父さんや牧師さんの言葉に注目してみると良いでしょう。
結婚式の誓いの言葉は英語で何て言う?
海外で結婚式を挙げる場合は英語で誓いの言葉を交わす
日本での結婚式では、外国人の司祭であっても誓いの言葉は日本語で言われます。海外で結婚式を挙げる場合は、誓いの言葉は当然英語になります。アメリカの映画やドラマでは結婚式のシーンに出くわすことがありますが、誓いの言葉は英語ではどのようなセリフになるのかが気になりますよね。
英語の誓いの言葉のセリフ例
日本の結婚式でも一般的となっている「病める時も健やかなる時も」の誓いの言葉は、英語ではどのようなセリフになるのでしょうか。例えば、「病める時も健やかなる時も」は英語で「in sickness and in health」と表現します。
そして、「慈しむことを誓いますか?」というセリフは英語だと「Do you comfort him as long as you both shall live?」という表現になります。基本的に「Do you~」または「Will you~」で始まるセリフは誓いの言葉になります。
ちなみに新郎新婦の「はい、誓います」というセリフは英語では「I do」または「I will」になります。海外での結婚式に憧れている人は、何となく覚えておくと役に立つ日がくるかもしれませんよ。
新郎新婦が述べる誓いの言葉って?
人前式では新郎新婦が誓いの言葉を述べる
キリスト教式の結婚式では、誓いの言葉は神様との約束という意味を持っていますが、神様ではなくゲストが結婚の証人となる挙式スタイルを「人前式(じんぜんしき)」と言います。この人前式では、神父さんや牧師さんが誓いの言葉を言うのではなく、新郎新婦がゲストに向けて誓いの言葉を言うことになるんです。
人前式での誓いの言葉は一般的なキリスト教式のものと比べて堅苦しいものではなく、宗教にも形式にもとらわれず自由に結婚の意思を誓うことができます。自分の言葉で誓いの言葉を言いたい、オリジナルの結婚式を挙げたいというカップルは人前式を選んでみるのがおすすめです。
人前式の誓いの言葉はオリジナリティが出せる
人前式は誓いの言葉を自由に決めることができるため、新郎新婦でオリジナリティある誓いの言葉を言うことができます。キリスト教式の誓いの言葉を使用しても良いですし、ゲストを感動させるもの、笑わせるものなど、オリジナルの誓いの言葉を考えて大丈夫なんです。
人前式の誓いの言葉は、新郎新婦それぞれが誓いを立てる誓いの言葉や、箇条書きで発表する誓いの言葉など形式も自由です。最近では、あいうえお作文の誓いの言葉が人気があるそうです。あいうえお作文の誓いの言葉とは、例えば新郎の名前が「たつや」さん、新婦の名前が「まい」さんの場合は以下のような例になります。
「助け合うことを誓います」「辛い時も一緒に乗り越えることを誓います」「優しく温かい家庭を築くことを誓います」「毎日楽しく過ごすことを誓います」「いつまでも思いやりを忘れないことを誓います」これらのセリフの頭文字を繋ぐと「たつや」「まい」になりますね。新郎新婦オリジナルの誓いの言葉です。
結婚式の誓いの言葉に注目してみよう
結婚式で神父さんや牧師さんが言う誓いの言葉は、神様との約束という大切な意味を持っています。誓いの言葉を通して結婚の誓いを立てることで、結婚式が成立して新郎新婦が夫婦となります。一般的な誓いの言葉は「病める時も健やかなる時も」というセリフが有名で、英語でも同様のセリフとなっています。
誓いの言葉は神父さんや牧師さんが言うものですが、近年人気が高まっている人前式では新郎新婦がゲストに対して誓いの言葉を述べます。人前式ではオリジナリティ溢れる誓いの言葉を述べることができ、ゲストを笑わせたり感動させたりするようなセリフを考えるのも楽しいものです。
人前式を取り入れる予定のカップルは、ぜひ自分たちだけのユニークな誓いの言葉を考えてみてくださいね。キリスト教式の結婚式でも、神父さんや牧師さんがどんなセリフを言っているのか、改めて注目してみると面白いかもしれませんよ。
提供・BELCY
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