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同居人が増えるときは必ず大家に伝える
両親のうちどちらかが急逝した、病状が悪化したので一緒に暮らしたいといった理由で、現在の賃貸に親を住まわせたいときもあるでしょう。しかし、賃貸マンションで暮らしている場合は、必ず大家に人数が増えても問題ないか確認が必要です。
大家は賃貸マンションの責任者です。詳細までは把握できなくても、どのような入居者がいるかは知っておく必要があります。そのため、いきなり人が増えていると「知らない人が勝手に住んでいる」状況となり、トラブルにもつながりかねません。
さらに、違約金が発生したり退去を求められたりする可能性があります。
違約金はどんなときに発生する?
違約金が発生するのは、家賃を支払わなかったりルールを守らなかったりしたときです。例えば、家賃を無断で何度も滞納をしていれば、規約違反として違約金を求められるでしょう。
入居者を勝手に増やす行為も同様で、規約で「複数人での同居は不可」と書いてあるにもかかわらず母親を無断で同居させた場合は、規約違反として違約金の支払いを求められる可能性があります。
また、住んでいる人数が増えると生活音が増えるため、騒音トラブルとして近隣住民から大家に苦情が送られ、違約金の対象になる場合もあるでしょう。隠し通せるものではないので、必ず大家と相談しましょう。
違約金の相場は家賃1~3ヶ月分といわれることもありますが、敷金の返金がなくなるなどで実質的な負担は大きくなるケースもあります。