できればまとめて入りたいけれど…追い焚きを「2時間後」と「6時間後」にした場合では「ガス代」にどれくらいの差が出る?
家族で入浴のタイミングがずれる場合、追い焚きのガス代がどれくらいかかるのか気になるところです。冷めたお湯ほど設定温度になるまでガスを使用するため、光熱費が高くなる可能性があります。   そこでこの記事では、追い焚き機能を利用して「2時間後」と「6時間後」にお風呂のお湯を温めた場合のガス代について、詳しく解説します。また、追い焚きや給湯を活用した際の節約術についても紹介するため、光熱費をおさえたい方はぜひ参考にしてください。

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2時間後と6時間後に自動保温した場合のガス代

お風呂のお湯は、フタをした状態であっても2時間で約2度下がるといわれているため、6時間後は6度下がることになります。180リットルのお湯を40度まで温めた場合にかかるガス代を見ていきましょう。
 
東京ガスによると、2時間後に追い炊きした場合のガス代は約7円、6時間後は約20.6円となり、1日当たり約13.6円の差が生じます。1ヶ月に換算すると2時間後に温めた場合は約210円、6時間後の場合は約618円となり、408円の差が発生することが分かりました。
 

お風呂の給湯機をつけたままにした場合にかかる電気代

お風呂の給湯器は、使用していない場合でも待機電力が発生するといわれています。このときに発生する電気代は月に数十円程度で、年間にすると数百円程度だと考えられます。節約を意識するなら、常にオンの状態にせず、使用しないときはオフにするとよいでしょう。
 
ただし、電気代は使用状況や環境、電力会社の契約内容によって異なる場合があります。ここでご紹介した費用は、あくまで目安にして考えてください。
 

お風呂に入る際の節約術

ここからは、お風呂の光熱費における節約方法をご紹介します。
 

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