お風呂場の換気扇は、1日つけっぱなしにしたらどれだけの電気代がかかるの? 1日つけっぱなしにするメリットはある?
室内の湿気やにおいが気になるときには、換気扇をつけっぱなしにすることで室内環境が改善されます。しかし、換気扇をつけっぱなしにすれば電気代がどれくらいかかるか気になる方もいるでしょう。お風呂場の換気扇を1日つけっぱなしにした場合、電気代はどれくらいになるのでしょうか。   本記事では、換気扇にかかる電気代や、換気扇をつけっぱなしにするメリットなどを解説します。

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換気扇の電気代は比較的安い

お風呂場の換気扇の消費電力はメーカーや換気扇の種類によって異なりますが、一般的に10ワットから20ワット程度です。また、電力プランによっても換気扇にかかる電気代は変わってきます。
 
最新型の24時間対応の換気扇では消費電力が5ワット以下のものもあり、1日中つけっぱなしにしていても電気代を安く抑えることが可能です。
 
お風呂の換気扇にかかる電気代を計算してみましょう。
 

お風呂場の換気扇はどれぐらい電気代がかかる?

換気扇の電気代は以下の計算式にて算出できます。
 
電気代 = 換気扇の消費電力(kW)× 換気扇の稼働時間(時間)× 電力プランの料金単価(円/kWh)
 
表1は、上記の計算式を使って換気扇の電気代を算出したものです。電力の料金単価は経済産業省資源エネルギー庁の「電気料金平均単価の推移」から「料金単価34円/kWh(2022年度)」を採用しました。
 
表1

消費電力/時間・日数 1日あたりの電気代 1ヶ月の電気代(30日)
0.005 kW(5W) 4.08円 122.4円
0.01kW(10W) 8.16円 244.8円
0.02kW(20W) 16.32円 489.6円
0.03kW(30W) 24.48円 734.4円