孫が春に「小学校進学」を控えています。お祝いとして「現金10万円」を包もうと思うのですが、「入学祝い」としては妥当な金額でしょうか?
春は「進学」のシーズンです。身近な人の「進学」に際して、「入学祝い」を包もうとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。では、一般的にいくらくらいを包むのが妥当なのでしょうか。   そこで当記事では、「孫」に贈る「入学祝い」を例に、一般的な「入学祝い」の形式についてや、平均でいくらくらい包んでいるのかなどを解説します。ぜひ参考にしてみてください。

▼子ども名義の口座に「月3万円」ずつ入金してるけど、将来口座を渡すときに「贈与税」はかかるの? 非課税にすることは可能?

「孫」に贈る「入学祝い」は「現金」が多数派

「MoneyFix」を運営する株式会社ウェブクルーが行った「小学校の入学祝いに関するアンケート調査」によると、「孫・ひ孫」にあげる小学校の「入学祝い」に「現金」を贈ったという人が全体の41.7%にのぼることが分かりました。次いで「ランドセル」が16.1%、「金券(ギフト券、図書券、図書カード)」が15.2%と続きます。
 
また、同調査によると、「入学祝い」を贈る相手として「孫・ひ孫」以外にも、「甥姪(配偶者の甥姪含む)」「自分の子」「友人・知人の子」「いとこの子(配偶者のいとこの子含む)」「いとこ(配偶者のいとこ含む)」「兄弟姉妹」などがあることが分かりました。
 
「甥・姪」「いとこの子」においても「現金」を贈る人が最多となり、「入学祝い」は「もの」よりも「現金」の方が一般的であることも分かりました。
 

「孫」に贈る「入学祝い」は「約6割」が「1万円未満」

では、「孫」に贈る「入学祝い」はいくらくらいが一般的なのでしょうか。同調査の「『孫・ひ孫』に贈った小学校の入学祝いはいくら相当でしたか?」という設問において、「3000円未満」と回答した人が18.0%、「3000円~5000円未満」と回答した人が18.5%、「5000円~1万円未満」と回答した人が24.3%という結果でした。
 
このことから、「1万円未満」の回答の割合を合計すると「約6割」にのぼることが分かりました。
 
また、価格帯別にみると「5000円~1万円未満」が24.3%と最も多く、「1万円~3万円未満」が19.8%、「3000円~5000円未満」が18.5%と続く結果になりました。
 

「孫」には「ランドセル」を贈るケースも