20代の子は友人同士の「電話番号」を知らないのが普通なんですか…?「LINEがあるから問題ない」とのことですが、通話料金も節約できているのでしょうか?
普段、LINEアプリを利用して無料通話をすることから、若年層は友人などの携帯電話の「電話番号」を知らないケースも考えられます。   今回は、10代~20代でLINE通話の利用率が高い要因や携帯電話料金にどのように影響が出るのか説明します。現在、携帯電話会社の電話かけ放題オプションに加入している方などで、月々の携帯電話料金を見直したい方は参考にしてみてください。

10代~20代はLINE通話の利用が主流

10代~20代は携帯電話の通話機能よりも、LINE通話を利用している傾向にあるようです。
 
NTTドコモ モバイル社会研究所の調べによると、「年代別にみるスマホ・ケータイでの音声通話に利用しているサービス」で10代~20代の若年層においては「LINE通話」の利用率が「携帯電話の通話機能」を上回りました。
 
10代は、「携帯電話の通話機能」が77.8%に対し、「LINE通話」が89.0%でした。20代は、「携帯電話の通話機能」が84.0%に対し、「LINE通話」が86.4%とわずかですが「携帯電話の通話機能」の利用率を上回る結果になりました。
 
30代~70代は「携帯電話の通話機能」の利用の方が多い結果となり、若年層ほどLINE通話の利用率は高い傾向でした。
 

音声通話をする頻度

同調査で、スマホ・ケータイで音声通話(ビデオ通話を含む)をする頻度を調べたところ、すべての年代において「毎日通話する」が10%を超えました。
 
この結果から分かることは、テキストや動画などさまざまなコミュニケーション手段がある中で、音声通話は依然として重要な役割を担っているということです。
 
また、音声通話は世代を超えた共通のコミュニケーションツールであることが分かります。今後もコミュニケーション手段の多様化が進む中、音声通話は欠かせない手段であることは変わりないでしょう。
 

若年層のLINE通話利用が多い要因